今、ブームになってきてる素潜り、スキンダイビング、ドルフィンスイム、フリーダイビングでの耳抜きは、実はスキューバダイビングより難しいんです。
スキンダイビングでの耳抜きが難しい理由は、
1、ヘッドファーストの潜降になるので、頭が下になると、頭に血が落ちてきて、耳管のまわりがうっ血して、耳管が細くなり、耳抜きがしにくくなる。
2、スキンダイビングは、素早く潜降しないとなので、耳抜きが遅れがちになる。特に潜降開始の時、水面に出てる下半身の重さで潜るので1.5m~2mくらいで一気に降りる事になる。
3、潜ってる途中、手を使わないので、鼻に手を持っていくのに時間がかかり、耳抜きが遅れる。
では、解決方法はと言うと
1、水面で一度耳抜きをして、耳管を広げてから潜降する。
2、一回目の耳抜きをなるべく早くする。体が沈んだらすぐに耳抜きする。
3、最初のうちは、すぐ耳抜き出来るように、鼻をすぐつまめるようにしておく。
4、耳管が、塞がりにくいように、アはゴを動かしたり、首筋を伸ばしたり、ツバを飲み込みながら潜降していく。
これで少し耳抜きが楽になると思います。
もし、それでも抜けにくい時は、
1、少し斜めに潜降していき、水圧の影響を、弱める。
2、耳抜きが出来ない時は、フィンキックを緩めて一瞬止まり、頭をあげて、首筋を左右に伸ばしながら耳抜きして、出来たらもう一度、頭を下にして潜降を続ける。
3、耳抜きが出来る水深で横になって、その深度で少し泳ぎながら、耳抜きして、耳抜きが出来て、まだ息に余裕があるば、もう少し潜降してみる。
これで耳抜きが出来なくても遊べると思います。
ヘッドファーストの時ね耳抜きを陸上で練習するには、
頭が下になって、うっ血で耳管が狭くなってる状態での耳抜きを練習します。
やり方は、ラジオ体操とかである前屈をするような感じで、まずは、直立状態で耳抜きをしてみて、出来たら、少し前屈して、もう一度耳抜きしてみる。
これの繰り返しで徐々に前屈していき、頭が下になってくると、耳抜きがやりにくくなってくるので、その状態でも耳抜き出来るような首の伸ばし方、アゴの動かし方を練習します。
あと、気をつけて欲しいのは、スキンダイビングだと一瞬だけと思って無理をしちゃう人がいます。耳を痛めちゃうので、決して無理はしないで下さい。
今回は、素潜り、スキンダイビングでの耳抜きについてお話しました。
次回、第11回は、【耳抜きを失敗したら。】です。
では、また、明日。
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