今回は、最終回で、まとめのはずでしたが、追記したいことがあって、今回第11.5回は、耳抜きと深度についてお話しします。
初心者の人からよく聞くことがあるんですが、
浅いところだとうまく抜けるんだけど、深くなって水圧強くなると抜けにくくなるんだ。
とか、
体験ダイビングした人に
耳抜きうまく出来てたし、呼吸も問題なかったから、ライセンス取ってもう少し深く潜りませんかってすすめると。
浅かったから大丈夫だったけど、深いところは、耳抜きが難しくなるでしょー。
とか、
よく耳にします。
果たして、深いところは、耳抜きが難しくなるんでしょうか??
正解は、その逆です!
浅い方が耳抜きが難しいんです。
深い方が楽に出来るんですよ。
なぜかって言うと
OWコースの最初の5ページくらいまでに載ってる水圧の変化のイラストを思い出して下さい。
深度0mが1気圧
10mに潜ると2気圧です。
気圧の変化は、1/2
風船なら半分になる。
中耳も同じように50%に縮むんです。
耳抜きしないとみみをして痛めちゃいますね。
今度は、深度20m、気圧3気圧から
深度30m、気圧4気圧に潜るとどうなるか?
風船は、半分も縮まないです。
気圧の変化は、3/4
0.75倍になるってことで、
中耳も75%程しか縮まないんです。
ってことは、深い方が
・耳抜きの回数も少なくてすむ。
・圧の変化が緩やかなので抜けやすい。
です。
覚えておいて下さいね。
深い方が圧力変化が小さいので、
耳の負担が少なく耳抜きしやすいんです。
ただ、気をつけて欲しい事があります。
深い方だと圧力変化が小さい分、耳の圧の感じ方も小さくなるので、ついつい、耳抜きをし忘れてしまったり、後回しにしてしまって、結果、耳抜きのタイミングが遅れてしまい、抜けにくくなってしまいます。
タイミングが遅れないように気をつけましょう!
今回は、 耳抜きと深度についてお話ししました。
次回は、たぶん、最終回です。
また、明日。
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